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不動産の相続に必要な手続きとは?遺産分割協議の流れについても解説!

「不動産の相続に必要な手続きについて知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいますか。
不動産の相続には、手順と守らなくてはいけない期限が存在します。
また、遺産分割協議をする必要のある方も少なくありません。
そこで今回は、不動産の相続の手続きと遺産分割協議の流れについてご紹介します。

□相続の手続きの流れと期限とは?

相続の手続きの流れは4段階に分けられます。
この流れについて期限を含めてご紹介します。

1段階目は、相続人や相続資産を確認することです。
相続人を確定し、遺言書、遺産を確認します。
また、相続放棄の期限は3か月以内、故人の準確定申告の期限は4か月以内であることに注意してください。

2段階目は、遺産分割協議で遺産の分割方法を決めることです。

3段階目は、相続遺産の名義を変更することです。
まず、書類を取得するところから始めます。
その後、法務局で相続登記を申請してください。

4段階目は、相続税の申告と納付を行うことです。
この期限は10か月以内であるため、注意してください。
相続税の課税価格を確認し、相続税申告書を作成します。
その後、相続税の申告と納付を行ってください。

□遺産分割協議の進め方とは?

遺産分割協議とは、遺言書が全財産を網羅していない、またはそもそも遺言書がない場合、相続人が相続財産の処理を決めるために行う協議のことです。

遺産分割協議の流れは4段階に分けられます。

1段階目は、相続人を確認することです。
遺産分割協議は相続人全員で行わなければ無効となります。
そのため、相続人の確定は必ず行わなければなりません。

被相続人の戸籍謄本を確認し、相続人を確定していくのが一般的です。

2段階目は、遺産を確定することです。
この段階で、遺産として何が存在するかを的確に把握していきます。

具体的に遺産を把握する方法の例は以下の通りです。
不動産の場合、被相続人の固定資産税の納付書等から不動産の所在を確認します。
預貯金の場合、通帳を確認します。
投資信託等の金融資産は証券会社から届いた郵便物を確認します。

3段階目は、実際に協議を行うことです。
共同相続人全員で話し合います。
共同相続人については法定相続分が定められており、これに即して分割方法を決定することが多いです。
ただし、この法定相続分は必ず守らなくてはいけないものではないので、異なる協議も行えます。

4段階目は、合意内容を書面化することです。
遺産分割協議の結果に従って財産を分配するために、合意内容が明確である必要があります。
合意内容を書面化すれば、遺産分割協議は完了します。

□まとめ

本記事では、不動産の相続の手続きと遺産分割協議の流れについて解説しました。
相続によるトラブルを未然に防ぐためにも、これらの流れをしっかり理解しておくことが重要です。
期限のあるものについては特に注意してくださいね。
広島市周辺で不動産の相続についてお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。

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